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愛美書店
続・為に生きる

文鮮明師 講演集

続・為に生きる

 

世界平和のための頂上会議、科学の統一に関する国際会議、ダンベリーからのメッセージなど1984年から89年までの主な講演が収録されています。世界に広がる統一運動の根本精神を知ることができます。もどる

  • 四六判 272頁
  • 1989年12月20日 初版発行

 定価:1,529円(本体1,456円)

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 在庫状況 : あり

 

まえがき    目次     関連商品

まえがき

文鮮明師の講演集『為に生きる』第一集の改訂版が出版されてから、すでに五年を経ていますが、この書籍は多くの人々に読まれ大きな反響を呼び、今日に至っています。文師の講演を直接聴く機会を得た人々はもとより、活字を通して文師に触れた人々も、表現することのできない何かあるものをメッセージの中に感じたことでしょう。

特に第一集の講演の中で米国大衆に向けた幾つかの説教は、永遠の愛の大切さ、怨讐を愛する愛、そして神の人類への愛を切々と訴えています。この訴えの重みは今日少しも変わるものではありません。ところで、文師は前集が出版された当時、不当な裁判でダンベリー米国連邦刑務所で一年一か月の刑に服しておられました。そしてダンベリーの収監によって文師の活動は混乱を来すであろうとの多くの人々の予想に反して、それからの五年間の文師の活動は以前より増して活発に、より世界的に、さらに実り多いものになったといえましょう。

『為に生きる』第二集は、この五年間に語られた数多くの分野での講演を六章に分けて収録しました。 第一章は、人類の闘争の歴史に終止符を打つための世界平和への具体的提言であり、第二章は科学の方向性を求めた科学者会議での提案です。第三章では言論人会議の提唱者としての講演を収録しました。マスコミの倫理性と道徳性、社会への責任についての師の見解が述べられ ています。第四章は世界の諸宗教の対話と和合を訴えた宗教会議でのメッセージであり、第五章は第一集にも一部収録しましたが、ダンベリーからのメッセージです。そこには怨讐をも愛する師の精神の神髄が示されています。最後の第六章は、韓国での文師のメッセージを収めました。分断国家としての祖国の統一を単に韓国人としての視点ではなく、全世界の対立の縮図としてとらえ、南北統一の達成は全世界の種々の対立の解決の糸口であるとしています。

こうした多岐にわたる文師の活動と各分野での講演は、思想家や宗教家にありがちな理想論 や、学者にありがちな単なる構想ではありません。それは文師が実践した碓かな実績をもって語るのであり、ゆえにいまだ実現されていない内容といえども、権威と力をもって語りかけてくるのであります。ですからその言葉の一つ一つが現実性を備えて迫ってくるのです。さて我が国の少なからぬ識者も指摘しているように、文師は語られた事項を必ず行うかたであります。また師の予言は個人、家庭、氏族、民族、国家、世界のそれぞれの段階と規模において恐ろしいほどに的中しています。一国の動向や国家の指導者の運命について語られるときも、あるときは食事の際の何げない話の中で、またあるときは緊迫する雰囲気の中で、いずれ にせよ師の語られる言葉に一つの無駄もないということを私自身多く体験しています。

文師はかつて「自分の話す言葉は、語るために分解したり、合わせたり、実験してみたりして、間違いないという結論を得てから話す。だから統一教会の言葉は『そうだろう』ではなく『そうである』という自信をもって語る」と言っておられます。このようにご自分の語られることに絶対的責任を持たれるかたであり、冗談や無責任な言葉を吐かれるかたではありません。ところで、文師のこうした数多くの講演の中で、たとえテーマ、.また分野が異なっているとしても、例えば政治を語り、経済を語り、またメディアを語っていても、そこに共通した部分、すなわち一貫した思想が流れていることに読者は気づかれるでしょう。したがって講演の普遍的な側面について、以下少しばかり私の感ずるところを述べる必要を感じます。それは世界平和を実現するに際しての成否を決するのは結局人間の問題であるということです。そして世界の統一の前に国家の統一、さらに家庭の統一、それに先立って個人の統一、すなわち心と体が一つになるという根本が正されなければならないということです。

すなわちすべての問題の核心である人間は、真なる人間でなければならず、神に似た者でなければならないのです。もっと言えば、愛の人になるということです。そして世界の統一は軍事力によって決して達成できるものではなく、神の愛、敵をも包む愛によってのみ可能となるのです。さらにその愛は、家庭の中における夫婦の愛、父母の愛、そして兄弟の愛として具現化され、夫は妻のために妻は夫のため、そして父母は子女のため、子女は父母のため、また兄弟は兄弟のためというように、互いに「為に生きる」原則の貫かれるとき、その家庭に和が生まれ、発展が生まれます。この利他的愛の原則が宗教、科学、経済、メディア、文化などのあらゆる分野そして国際関係の次元に適用されるとき、世界平和の実現が可能になるのです。国の利害と対立を超えた世界が実現されるのです。

いずれにしても、文師の敵を愛する実践はダンベリーで反対してきた人々をも味方にすることができたばかりではなく、今日まで敵対的関係にあった共産陣営、例えば、中国やソ連、東欧の指導者たちまでも平和高速道路、工業都市の建設やメディア会議などの世界平準化の運動を通じて、味方に引き入れてしまったという現実を読者は想起するに違いありません。このたび出版されることになった『為に生きる』第二集は、目まぐるしく変転する世の中に あって、絶対的価値観の提示とともに、この書が必ずや人々のよりどころとなり、人々に希望の光を与えるものとなることを確信します。読者一人びとりの上に限りなき神の恵みと導きがありますよう心よりお祈り申し上げます。


1989年11月3日 久保木修己

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目次

第1章 世界平和を求めて

  1. 世界平和のための挑戦と可能性
      1987年「世界平和のための頂上会議」でのメッセージ
  2. 「世界文化大視典」開催を提唱する
      1988年新聞の意見広告
  3. 真の愛の実践運動を 
      1989年「韓国根探訪連合会」総裁就任の辞

第2章 「科学の統一に関する国際会議」での講演

  1. 絶対的価値と新文化革命
      第14回「科学の統一に関する国際会議」でのメッセージ
  2. 真の愛と統一世界
      第15回「科学の統一に関する国際会議」でのメッセージ
  3. 絶対的価値と現代世界の再評価
      第16回「科学の統一に関する国際会議」でのメッセージ
  4. 「世界文化大祝典」開催の意義
      第17回「科学の統一に関する国際会議」でのメッセージ

第3章 世界言論人会議での講演

  1. 言論の信頼性と社会的責任
      第7回「世界言論人会議」でのメッセージ
  2. 言論の自由と道徳的責任
      第8回「世界言論人会議」でのメッセージ
  3. 分断された世界における言論の責任
      第9回「世界言論人会議」でのメッセージ
  4. 言論の基準と言論界の責任
      第10回「世界言論人会議」でのメッセージ

第4章 宗教会議での講演

  1. 宗教間の和合が平和を築く
  2. 対話と同盟
  3. 真の愛による天国建設
  4. 奉仕と宗教の責の精神

第5章 ダンベリーからのメッセージ

  1. アメリカよ甦れ (収監前日の声明)
  2. 分担果たして米国覚醒を
  3. 牢獄からの手紙−三十万牧師への書簡−
  4. 神のみ旨−「神と自由のバンケット」でのメッセージ

第6章 南北統一 − 韓国での講演

  1. 世界のための祖国の行く道
  2. 神のみ旨と韓国
  3. 南と北が共に生きる道
  4. 南北統一への熱望を信仰化しよう
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