定価:368円 (本体350円)
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世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者、文鮮明先生は、御子息の興進様が十八歳になったばかりで早世されたときの葬儀の場で、次のように話しておられます。世の中においては、死は生命の終わりを意味します。しかし、私たちにおいては、死は別の世界に入っていくための再生あるいは新生のようなものです。特に、天国実現の目的のために、またその運動のために生命を捧げる人は、特別のヒーローです。 ですから、私たちは陰鬱になったり、悲しくなったり、がっかりしてはいけません。その代わりに、使命に捧げた生命をもつ霊人体の勝利を歓びましょう。もし、私たちが地上において、とても悲しんだり、陰鬱になったりすれば、天国へ昇っていっている人を地上に引きずり下ろしているようなものです。 死ぬということは、赤ちゃんが母の胎から生まれるように、別の世界へ誕生することです。 昇華式は、実際のところ、男性と女性が結婚する結婚式に匹敵するものです。少しも悲しい場面ではありません。それは、幼虫が繭を出て、束縛から自由になって、新しい身体、新しい存在、新しい実体になるようなものです。私たちにおいて、無形世界と有形世界は一つであり、理想に従って生きることによって、私たちは、二つの世界を一つにするのです。(『伝統』光言社) このように、世界基督教統一神霊協会の教理である「統一原理」では、人間は霊人体と肉身から成っており、人間が死ぬことは、肉身による限りある地上生活が終わる時であるとともに、霊人体は、永遠の霊の世界への新しい旅立ちの瞬間である、としています。こうして、臨終を迎えることを「昇華する」と言い、死者は「昇華者」と言い、葬送の礼式を「昇華式」と呼ぶのは、以上のような理由によります。 この本は、原則として『資料集・昇華式の伝統』(世界基督教統一神霊協会総務局編 光言社)の記述を基本にして編集されていますが、日本の現実的な事情に合わせて行われている昇華式の状況をそのまま記載している部分もあります。そのため、今後状況にあわせて変遷のあることも御理解ください。 内容は、「昇華までの事前準備」「昇華したとき」「昇華式の手順や要点」「追慕礼拝の要点」など、昇華礼式の流れに沿って分かりやすくまとめられたものです。編集にあたっては、数多くの昇華式を手がけている葬儀会社の株式会社メモリアル聖苑の協力を得ました。本書が多くの人に活用され、昇華式や追慕礼拝の伝統を正しく継承して、受け継がれていくための指標となれば幸いです。
世界基督教統一神霊協会
第1章 昇華式の準備
第2章 昇華礼式
[付録]
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