「天上の秘密と釈迦のメッセージ」から釈迦の告白の部分を抜粋し、日本語のみの小冊子としてまとめました。竹内清治先生による注釈・解説入り。
定価: 100円(本体95円)
在庫状況 : 絶版
ここに記載されている釈尊からの霊界通信は、地上における自動書記によるものであるが、仏教徒にとっては、まさしく驚天動地の、深刻にして衝撃的な内容であろう。それは、天地創造の主なる神の実存に関する、釈尊の悲痛きわまりない告白と懺悔、そして天地父母による救いと仏教徒に対する、哀切のこのうえない念願と要請が語られているからである。 通信文中で釈尊が示しておられるように、仏典では原始経典から大乗経典に至るまで、天地を創造した神、愛の父なる神は説かれていない。仏教は今日まで創造主なる神は立ててこなかったのである。その理由は、釈尊自身が存命中において神の実在を悟ることができなかったからであり、釈尊は神の前に親不孝を痛切に嘆き、深く悔い改めておられる。また、釈尊を慕い修道に励んできた仏教徒に対して、号泣を持って許しを願い、仏教徒が新しき真理の道に尽力し、神に仕え侍り、真の父母による救いに導かれ、天国に至ることを切実に念願しておられる。 ここにおいて仏教徒は、あまりの驚愕的内容の故に、否定したい思いや激しい葛藤を感じることもあると思われるが、まず、この通信文を熟読し、真偽のほどをよく確かめ、真実であることを確信したならば、万難を排して釈尊の要請に応答していくべきではないかと思う。釈尊の心血を注ぎ、痛哭をもって訴える真意を汲み取って頂きたいと祈り願わずにはおられない。釈尊の血涙をもって告知してくださったメッセージであるため、私は何の解説をする必要もないし、また、その資格もないと思われるが、通信文中に仏教用語が記されているため、いくつかの文言に関しては注釈をほどこしている。 読者諸氏の理解に資する所となれば幸いの至りである。その中でも、「極楽世界」のことが多く論じられているが、これはよく読めば、天国の意味で語られているのが理解されるであろう。仏教では、仏・菩薩の住む浄土について、華厳経の蓮華蔵世界、法華経の霊山浄土また大日如来の密厳浄土、さらに薬師如来の東方浄瑠璃世界、阿弥陀仏の西方極楽浄土などが説かれている。釈尊がここで語られる極楽世界は、従来の西方極楽浄土の範囲を超えた、すべての仏教徒が求めてきた浄土を総称して言う極楽である。それは、極楽浄土が最もよく知られている仏国浄土の名称だからであろう。 極楽世界という言葉を天国の意味で用いておられるということに注意し、奉読していただきたいと思う。仏教徒に釈尊が切願しておられる「統一原理」、「統一思想」の学習に尽力されると共に、真の父母であられる文鮮明先生のみ言葉、精選された訓読書も併せてよく精読し、正しく修められることをひたすら願うばかりである。
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