松本ママと慕われた松本道子役事が、日本統一教会の草創期における名古屋や大阪での開拓伝道の話など、信仰の証書です。
定価: 735円 (本体700円)
在庫状況 : あり
私は、もう死ぬのか、と思いました。「あの世には天国と地獄があるというが、私はきっと地獄に行くに決まっている。うそ八百を言ってお金をもうけ、神様に対して何もせず、自分のために食べて生きてきた。私のような人間はくずだ」と自分で思いました。しかしまた、心のどこかで、神様、どこにいるんですか、と神様を探しているのでした。死を目の前にしてあれこれ考えると、本当に神経がおかしくなりそうでした。 あと、二、三日で病院の部屋が空くということになりました。もう教会の鍵を預かる仕事もできないので、ある日、私はその鍵を牧師のところに返しに行きました。1960年の半ば、私が鍵を返しに行ったちょうどそのとき、日本に宣教に来ていた西川勝先生がその牧師のところに来ていたのです。 「私は結核になりました。入院しなければならないので、この鍵をお返しします」と言うと、牧師は、「松本さん、悲観しなくてもいい。大丈夫だ、神様があなたのような人を見捨てるはずがありません」と言って慰め、一緒に祈ってくれました。そして、「すばらしい宣教師を紹介します」と言って西川勝先生(韓国名、崔奉春)を紹介してくれたのです。ちらっと見ると、よれよれのズボンにジャンパーを着て、変な髪型の乞食のような青年が立っていました。やせこけて骨と皮だけのようで、顔ははたけができてむけています。 私は、宣教師といえば立派なダブルの背広でも着ていると思っていたので、「なんだ貧弱な青年だな」と思いました。そして、型どおりのあいさつのあと、セールスを4年もやったふてぶてしさで「あなたは神様がいると思いますか」と聞いたのです。すると、その青年は下を向いたまま「神様は生きています」と答えました。私は驚きました。「私は長いことクリスチャンですが、神様を見たことがありません。神様はどこにいるんですか。神様が分からないのが悩みなんです。病気が治ったら神学校に行こうと思っているんです」 するとその青年は、話してきました。 「もう神学校に行く時間がありません」 「どうしてですか」 「世の終わりが来るんです」 「えっ、ではイエス様が来られるんですね。でも何百年かあとでしょう」 「聖書には、時のしるしを見よと書いてあります。今、世の中は道徳はすたれ、人々は戦争の準備をしています。今やボタン戦争が行われようとする時代です。メシヤは、ボタン戦争が済んだあとに来たところで、いったい誰を救うんです」 「じゃ、今じゃないですか」 「そうです」 「どうしてわかるんですか」 「聖書にそう書いてあります。私は天から啓示を受けました。あなたに納得いくように話すこともできます」 確信をもって語られる言葉に感動し、私はすっかりその青年を見直していました。乞食のような格好をしていますが、目は澄んできれいですし、とても純粋な顔をしています。話を聞きながら、これはすばらしい人を見つけた、この人の話を絶対に聞こう、この人について、いろんなことを質問してみようと、私は畑に埋められた宝物を見つけたように喜びに胸を踊らせていました。
「青年宣教師との出会い」より
神様とご父母様のために、伝道に燃えた姿に感動しました。
松本ママの信仰の篤さは、キリスト教の基盤があった上に原理に出会ったからだと思います。伝道は簡単ではないですが、全力で投入して、原理をしっかりと学ばないといけないと思いました。
松本道子先生のお名前だけは聞いていましたが、実際の活動内容などは知らないままにきました。今の私たちに足りないものを強烈に思い知らされたような気がします。もっと多くの方々に読んでほしいと思いました。
この商品に関するご感想など、お客様の声をお寄せください。
「お客様の声」を送る