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天正宮の御献立

The Elegant Food of the Righteous Palace of Heaven

天正宮の御献立

1960年御聖婚以降、真の御父母様が特に好まれてお召し上がりになられた、韓国、西洋、日本、中国の代表的な料理120種の調理法とそのポイントが優雅な写真と共に収録されています。もどる

  • A4変型判 / 288頁 上製本
  • 2003年2月6日 初版発行
  • ISBN978-4-87656-986-X
  • 特価:3,150円 (本体3,000円)

 定価:6,300円 (本体6,000円)

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 在庫状況 : あり

はじめに     目次     関連商品

はじめに

真のご父母様の真の愛の恩恵で新しい生命を得て、み旨の道を行く私たち食口にあって、ただ一日も忘れることのできない一番の関心と労心焦思の祈りは、真のご父母様の慰安とご健康なのです。万民が、その懐に抱かれて至尊な聖号を崇敬しながら、燦然と輝く栄光を共に賛美する天一国がすべての人々に成就するその日と、その後も千万歳を享受しながら無限な喜びと安息を得なければならない人類の真のご父母様、万国の王としてこの地上に来られたが、今までただ苦労でつづられた生涯を生きてこられました。

一心一体一念で、み旨成就のために一時を争う切迫した日々、普通の人たちの日常的生活と比べることもできない超越的な時間管理、血と汗と涙で満ちたその労苦の生活が今も休むことなく続いています。果たして食事時間に食事は召し上がっていらっしゃるのだろうか、またその食事はどうなされているか、その食卓と食事の雰囲気はどうなのだろうか。毎日の食前祈祷で常にそのような心配を振り払えない不肖な子女たちなのです。

このように東西両洋の食口たちから、真のご父母様が召し上がる食事内容を総合した本を発刊してほしいという熱望が自然に大きくなり、注文も殺到しました。これに今回の真のお母様の還暦を迎え、近くで食事を作っていた食口たちが約40年間持ち続けてきた夢を成就させようと集まり、「天正宮の御献立」という本を企画しました。

真のご父母様の食事は草創期の受難時期から今日に至るまで、摂理状況の変化と時代環境の変遷によってかなり変わっていきました。はやくから真のお父様は30歳までの過程で、一品のおかずで一日二食にされ、ご生誕日には断食をされました。また六回にわたる獄中生活で経られた食生活の惨状は、私たち食口も既に周知している事実です。特に1948年2月から1950年10月の間、共産統治下での興南監獄路程では極悪な重労働に酷使されながらも、おかずもなく干葉の汁と少しのそば雑穀飯だけで残酷な獄苦を耐えられたりもされました。最近でも食欲がない時など、その痛恨の時期を振り返られることもあり、また真のお母様の精誠で健康食や自然食をお勧めしても、その当時の生活を話されながら、こういうものは必要ないと言われたりもしました。

釜山避難時期である1952年5月、姜賢實伝道師がポムネッコルの土壁の家を訪ねて真のお父様にお会いになって初めてみ言を聞いた当時、初めて勧められた食事は、ゆがんだ洋式の器に注がれた麦飯とすっぱい大根キムチ、焼き豆腐がすべてでしたが、その食事を前に食前祈祷を捧げる真のお父様の祈りの内容はあまりも次元高く、深い感動でいっぱいだったと回顧されます。南下路程で釜山、大邱、ソウル初期時期を経て経験した窮乏は言葉にできないほどでした。その当時、食事を何度召し上がられたのか、食事をされなかった日はどのくらいだったのでしょうか。

1954年5月、協会創立の頃、北学洞の三大門時期、その後の興仁洞教会、獎忠洞教会時期、7・4事件直後の1955年10月からの青坡洞教会時期に至る期間の食生活は残念ですが、そのすべてを入れることができず、1960年4月、真のご父母様ご聖婚式以後の青坡洞時期、1981年11月以後の新門路公館時期、1983年8月以後の漢南洞公館時期に至る期間を中心として整理しました。

今の私たちの社会は環境が良くなり、豊かになりました。体に良い食べ物、おいしい食べ物を求めて食べ歩くことができる時代になりました。もちろん真のご父母様の家庭の食卓も昔に比べて大きく変わり、この本もまたそれに合わせた内容となっています。この本の紹介を書きながらも申し訳ない心になるのはなぜでしょうか。ともすると真のご父母様の長い間の苦難時期の犠牲と苦労が埋もれてしまうのではないかという憂慮からではないでしょうか。

食文化を論じることもできなかった時期、真の御子女様が一人一人誕生されて育っていかれた60年代もその状況は変わりませんでした。サイダーを飲みたがる幼い御子女様に一瓶そのままを差し上げることができず、他の兄弟のためにいくつかのコップに注いで分けて差し上げた時、真のお父様の食卓に魚一匹を焼いて、真のお母様が召し上がる魚がなくて少しだけ残してくださればと気を揉みながら食事をされる姿をこっそりと見た時、ホウレンソウ汁を作って、具は真のお父様と真のお母様に差し上げ、子女様には薄い汁だけを差し上げるしかなかった時期、一大決心をして鶏の水炊きを差し上げた時、苦労する食口を思って喉が詰まって手を付けられず、折しも訪ねてきた食口に器ごと食事を勧められる真のご父母様のわき出るような深い愛、今でもその時のことを思い浮かべるたび、止めどもない涙で前が見えなくなってしまいます。

1960年以前の草創期には真のお父様は淡泊なもの、辛いもの、塩辛いものを好まれ、民族的な食べ物を好まれました。特に水が一番おいしいと言われることもありました。振り返ってみれば料理の腕も足りない私たちが作った献立であり、その上種類さえも限られたものでした。1960年代、三年開拓伝道師期間に真のお父様は麦ご飯とおかず三品だけを、食台ではなくお盆にのせて持ってきなさいと言われて召し上がり、時にははったい粉だけで食事の代わりにされることもありました。真のお母様におかれても、お盆に置かれた麦ご飯を召し上がりながら真の子女様を出産されました。食べるに事欠く食口たちの苦難を共にしようとされる心情が母胎からつながり、人類重生の歴史が始まったのです。

その後、真のお母様の配慮で献立の献立が少しずつ増えていきました。その食事で何よりも重要なことは材料購入から食卓に上がるまでの限りない精誠でした。真のご父母様の家庭の歴史的価値を考えた時、私たちの準備と精誠の足りなさは、天と地ほどに差があります。過去の王朝時代、宮中の法度はどれほど厳重で、王室の食事を準備する法度と手順はどれほど徹底していたでしょうか。それに真のご父母様は一国と一箇所にとどまられるのではなく、東西両洋を忙しく往来し、睡眠時間を削られながら活動される生活の連続であり、その時その時の食事の差は大変なものでした。したがってその内容を一目瞭然に整理するということも決して容易なことではありませんでした。

そのような中で真のお母様の愛情深い関心と、何人かの食口たちの献身的な努力でこの本を発刊できたことに喜びを隠すことができません。この本の出版のために苦労されたすべての方々に感謝申し上げます。九大名節の供え物も詳細に紹介したかったのですが、紙面の関係で何枚かの写真のみを収録しました。補完しなければならない部分は次の機会に増補して出刊することにし、不足ではありますが、この本を私たちの食生活の参考書として、真のご父母様の歴史資料として編集出版する運びとなりました。

現在、地球上には日常生活に必要な食糧を得ることができずに苦しんでいる人々が数えきれないほど多くさんいます。また一方では高度な経済発展に伴う豊かさを享受する人々にとっては他の面で食生活が疾病と健康を損なう大きな社会問題として登場しています。これは誤った食習慣と味覚中心の食事によってもたらされた結果です。この資料が今後真のご父母様に仕える方たちや、食口たちの食生活向上と健康増進の助けになることを願います。これから襟を正して慈愛深い真のお母様の還暦を奉祝し、その大海原のような恩恵にこの小さな本によって慰労されることを願います。

2003年 1月  世界平和女性連合 韓国会長 鄭大和

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