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誤りを正す!

霊的集団「氏族協会」の

誤りを正す!

統一原理の正統な理解のために

霊的集団・禹グループに10年余り身を置き、独特な言説で教会内に悪しき影響を与え、統一教会からの除名処分を受けている岡本達典氏の論理の陥穽を明らかにした、渾身の警告の書。もどる

  • 森三雄 可知雅之 竹内清治 著
  • 四六判 / 284頁
  • 2006年1月27日 初版発行
  • ISBN978-4-87656-123-0

 定価: 1,365円 (本体1,300円)

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 在庫状況 : あり

 

はじめに     目次     関連商品

はじめに

天一国5年(2005年)は、「天宙平和の王戴冠式」の勝利、「天宙平和連合(UPF)創設大会」など、人類の真の父母様であられる文鮮明先生ご夫妻の、天宙レベルの勝利圏が確立され、いよいよ具体的な平和王国建設が成されていく時代圏となりました。このような歴史的勝利圏が打ち立てられていく中にあって、サタン側も最後の発悪を成し、一人でも多くの祝福家庭を破壊しようと、悪あがきする現象が起こっています。いわゆる霊的集団の問題です。

私は、2004年の暮れ、岡本達典氏(6000双)がまとめた「成約原理解説」なるものを学ぶ機会を得ました。岡本氏から直接受講するうち、はじめは、「よくまとめたものだなあ」と感心もしましたが、時間が経ち、その内容を知れば知るほど、岡本氏の言説は、文鮮明先生の御言を意図的に曲解した「妄想」の産物に過ぎないと確信するに至りました。40日間にわたって岡本氏の言わんとするところのものを学びましたが、その後、岡本氏が整理分析したという『成約原理解説』なる三巻のテキストを、彼から直接に手渡されました。そのテキストを真のお父様・文先生の御言集で検証すべく、研究をはじめました。

岡本氏の言説は、まず、「統一原理(『原理講論』)」の限界性を言い、統一教会の歴史、文先生の路程から始まり、縦横の八段階の立体的図解、三大祝福の解説、八人家族で堕落したという新解釈、祝福家庭の位置、ホームチャーチ、氏族的メシヤ、国家的メシヤ、平和大使、アベル国連、そして、原罪と原罪清算論、さらに、完成期の理想である三大王権、皇族圏、王族圏などに触れ、そして、庶子論、第四アダム待望論にまで展開します。

岡本氏はこれらの内容を、文鮮明先生の御言を部分的に引用しながら講義します。御言を引用するので、初めは見抜けませんでしたが、詳細に検証してみると、その本質は、神の理想を先取りして先行し、原理型の非原理世界をつくろうとした共産主義と同質です。私は、これはまさに悪霊の役事現象であると考えるようになりました。私たち統一教会員は、真のお父様・文先生の御言を引用した理屈や内在批判には弱くなりやすいのです。御言を引き合いに出されると、反論できずに、また、巧妙に仕組まれた理屈であるために囚われてしまう人もいます。

例えば、岡本氏は、「原罪清算は、アダム家庭の基台の上で、メシヤを迎えることによってなされる」と講義します。一見すると何の問題もなさそうに思えるので、鵜呑みにします。ところが、岡本氏の理屈は、「統一原理」と同じ用語を用いていても、その解釈が違っているのです。つまり、岡本氏の言う原罪とは「自己中心」であって「淫行」を起源としたものではないのです。そして、メシヤとは真のお父様である文先生ではなく、「第四アダム」という正体不明の人物を持ち出してくるのです。

また、「アダム家庭の基台」とは、三組の祝福家庭の基台のことで、その基台の上に、アダムとエバに相当するメシヤ夫妻、すなわち真の父母である文先生ご夫妻とは別の、「第四アダム夫妻」が座り、この「第四アダム夫妻」によってのみ、原罪を脱ぐことができ、人類史上、初めて完成期に上がれるといいます。また、真の父母様の主礼によって行われる祝福結婚式に参加した祝福家庭には、いまだ原罪があり、完成期に上がっておらず、サタンの支配する無原理圏にいるとしています。そして、その結論は、真の父母様以外の人物を求める、第四アダム待望論へと集中していくのです。結局、「初めに第四アダム有りき」で、岡本氏の理屈は、その目的に必要な御言のみを羅列し、曲解したものに過ぎません。

さらに問題なことは、岡本氏の勧誘対象が、統一教会の会員(おもに祝福家庭)であるという点です。そして、日本を基地として、韓国、アメリカ、さらには全世界の統一教会員に対して勧誘の手を伸ばしているのです。「このまま放置できない!」というのが、私の率直な気持ちです。岡本氏らは、今も密かに統一教会員を狙って勧誘活動をしています。岡本氏の意図が見抜けない場合、真のお父様に対する信仰を持っている人であっても巻き込まれ、その罠にはまってしまいます。また、一度囚われてしまうと、自分で批判克服し、その理論的呪縛から解き放たれることがなかなかできない人もいます。 まさに、完成期にいるはずの祝福家庭が、サタンに侵害され、無原理圏に落ちてしまうかのような現象が、岡本氏の周辺で起こっているのです。

私は、長年、共産主義と闘い、そして、浅見定雄氏をはじめ、統一教会に反対する一派と論戦してきました。共産主義者と浅見定雄氏、そして岡本達典氏とは、直接的な因果はありませんが、闘っていく中で実感したことは、彼らの背後にある動機、あるいは霊が同じであるということでした。岡本氏の理屈は、これら反対派の戦略と相通ずる世界があるのです。「統一教会を潰したい!」というのが彼らの願いです。彼らは、真のお父様を「サタンだ!」と言って攻撃し、また、「統一原理」は幼稚な教えである! と言って批判します。そして、「統一教会の実態は悲惨だ」といって攻撃してくるのです。岡本氏も、それと同類の言説を展開しているのです。文先生が完全勝利していないと説き、『原理講論』の内容を否定し、統一教会の実態を批判するのです。

共産主義者や浅見定雄氏の批判の場合、統一教会員たちは警戒します。ところが、岡本氏の場合は、文鮮明先生の御言を都合のいいように引用しながら攻撃してくるため、警戒心をもたず、たやすく入ってしまうケースがあるのです。そして、岡本氏は別の理屈を立てて、その理屈を巧妙に講義し伝播することで、結果的に、真の父母様・文鮮明先生ご夫妻の絶対性を相対的なものとし、否定させ、第四アダム待望論に持って行こうとするのです。岡本氏の最大の欺瞞性はこの点で、真のお父様を慕い奉っているかのように振る舞っていながら、最後には、真の父母様の勝利圏を否定し、第四アダムという、真のお父様と別の人物にもっていくという点です。まさに、寄生しつつ病巣を広げ、宿主を死に至らしめる癌細胞のようなものと比較することができるでしょう。ゆえに、岡本氏の理屈を受け入れてしまった統一教会員は、真の父母様の祝福結婚の価値を軽んじ、真の父母様・文鮮明先生ご夫妻に対する、絶対信仰、絶対愛、絶対服従を放棄し、サタンの罠にはまって、再びサタンの主管圏に転落してしまうのです。

私が、この書を通して岡本氏の言説を批判克服しようとするのは、その欺瞞の呪縛に囚われてしまった教会員たちを、そこから解放したいためです。また、岡本達典氏も誤りを知って目覚めて欲しいと思うからです。罪を憎んで人を憎まずという心境で、この書をまとめました。神様は一人も滅びることを願っておられません。これ以上、新たな犠牲者が出ることがないように、心から祈るものです。

2005年12月17日 森 三雄

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目次
  1. 「原理講論」と「御言」との関係性
  2. 第三イスラエルと第四イスラエル、第三アダムと第四アダム
  3. 創造原理における概念の変更 ―「成長期間」
  4. 「成長期間」と「縦的八段階」との整合性
  5. 「摂理」と「御旨」について
  6. 「天使」と「人間」の関係(最初の人間をだれが育てるのか?)
  7. 長成期の概念について
  8. 「神の創造」と「天使」の関係性
  9. 霊界における「天使」について
  10. 霊人体は、いつごろ、どうやって出てくるのか?
  11. 人間創造前の「天使世界の堕落」について
  12. 「直系の人間」と「傍系の人間」について
  13. 「血統」の問題について
  14. 「原罪」の理解について
  15. 「三大祝福」について
  16. 「アダム家庭」「天使長家庭」とは何か?
  17. 「悪なる長子権」「悪なる父母権」「悪なる王権」
  18. 「心と体の闘いの起源」について
  19. 「八人家族で堕落した」とは何か?
  20. 「善」と「悪」について(自己中心性がなぜ発生したのか?)
  21. 「条件祝福家庭」とは何か?
  22. お父様は、何かの事情があって御言を「暗号」として語っておられる?
  23. 「イエス路程」と「真のお父様の路程」の比較(類似性)について
  1. 真のお父様は、文潤國牧師の「庶子」ではない
  2. イエス路程と再臨主の路程は、全く同じなのではない
  3. イエス様が洗礼ヨハネを訪ねたのは「第一次摂理」である
  4. 真のお父様の第一次路程が一九三八年から一九四五年までという説の誤り
  5. 韓鶴子女史(真のお母様)との御聖婚は「霊的結婚」ではない
  6. 「祝福結婚」によって原罪は清算される
  7. 「お父様は、人類救済の全使命を完成できない」という主張は誤り
  8. 「メシヤは庶子でなければならない」の誤り
  9.   

  1. 終章  岡本達典氏 原罪理解と原罪清算編―主観的解釈と妄想の産物
  2.      
  1. 「『原理講論』の限界性」を言う岡本氏の誤り
  2. 「堕落は第一祝福を奪われたこと」とする誤り
  3. 「淫行関係で父子関係が結ばれるのではない」とする誤り
  4. 「堕落には、三つの形態がある」とする誤り
  5. 「原罪は自己中心である」とする誤り
  6. 「概念の模糊化」の欺瞞
  7. 血統転換式である「聖酒式」を愚弄する誤り
  8. 「心身統一による血統の連結」の誤り
  9. 「血統」について論じる際の、岡本氏の詭弁
  10. 「皇族圏」を論ずる際に、心情的一体化のみを説く欺瞞

  1. 資料  み言と原理の伝統を立てよう
  2.      
  1. 原理を正確に理解する
  2. 天の願いに従って、み言を理解する
  3. 経典を勝手に取り扱ってはならない
  4. 『原理講論』に対する内的姿勢
  5. 『原理講論』を読みながら講義する
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