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頭翼思想時代の到来

 

頭翼思想時代の到来

共産主義を超えて

20世紀最大の出来事、共産主義ソ連帝国の出現とその崩壊。その背後にあった神の摂理を明らかにし、民主主義をも克服する新しい光、「頭翼思想」を紹介します。もどる

  • 李相軒 著
  • 鮮文大学校・統一思想研究院 編
  • A5判 / 171頁
  • 1997年7月1日 初版発行
  • ISBN978-4-87656-809-X

 定価:1,155円 (本体1,100円)

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 在庫状況 : あり

 

この本の紹介     目次     関連商品

この本の紹介

1989年末に東欧で共産主義の崩壊が始まり、1991年12月25日にソ連帝国が消滅した。その直後、世界で唯一の超大国となったアメリカを中心として、自由民主主義の旗のもとに、いよいよ秩序ある平和な世界の到来を迎えるかのように見えた。

しかし、冷戦において勝利を収めたアメリカは、その後、急速に世界のリーダーとしての威信を失っていった。かつてアメリカは正義感と道徳的確信をもって世界をリードしてきたが、巨大な経済的赤字を抱えて、寛容性を失い、自らの経済的事情を他国に押しつけることを優先させるようになったからである。またアメリカのみならず、先進民主主義諸国において、物質的繁栄のみを追い求める社会的風潮が高まり、どんどん精神的な価値観が失われていった。その結果、家庭の崩壊、青少年の非行化、麻薬とエイズの蔓延、貧富の差の増大などが、ますます深刻化してきたのである。

一方、冷戦に敗れた共産主義の理想は地に落ちた。しかし共産主義の圧政のくびきから解放された旧共産圏の人々は、つかの間の解放の喜びにひたる間もなく、現実の厳しさに直面せざるを得なかった。そして間もなく、解放の喜びは失望へと変わっていった。経済事情は一向に好転せず、かえって悪化する場合も多かった。さらに共産主義の中で抑えられていた民族の対立が一挙に噴き出して、民族紛争が収拾がつかないほどに激化した。その結果、共産主義の時代には秩序と安定があったと過去を懐かしがり、共産主義に回帰しようとする風潮さえ生じたのである。

こうして今日、正に混迷の時代を迎えている。そして従来のいかなる宗教も思想も、この混乱を収拾できないでいる。ここに新しい希望の光として登場したのが、文鮮明先生の提示された「頭翼思想」である。それは無神論、唯物論を克服しながら、右翼と左翼の思想を高次元的に統一する思想であり、宗教や思想の対立、民族や人種の対立を超えた地球家族世界の実現を目指すものである。

共産主義は人類歴史上最悪の災禍ををもたらしたが、何ゆえにそのような事態を招来したのか、共産主義のもっていた悪魔的要素を追求し、明らかにしなければならない。また民主主義社会の根本的な問題点をも明らかにしなくてはならない。そして民主主義と共産主義の欠点を克服し、両者の長点を生かす第三の道が提示されなくてはならないのである。それがすなわち「頭翼思想」の示す共生共栄共義主義社会への道である。本書は1984年に出版された拙書「共産主義の終焉」の続編というべきものであるが、混迷を極める世紀末の今日、人類の大きな希望の光となることを祈ってやまない。

1997年1月  著者

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目次

第1章 共産主義の台頭とその崩壊

  1. ソ連帝国の誕生
  2. 中国の革命
  3. 裏切られた革命
  4. 文鮮明先生の勝共運動と共産主義崩壊の軌跡
  5. 共産主義の崩壊

第2章 マルクス主義の誤りと真なる人間解放の道

  1. マルクス主義成立の心理的要因
  2. マルクス主義の本質的な誤り
  3. 真なる人間解放の道

第3章 民主主義と共産主義を統一する頭翼思想

  1. 地球家族時代の到来
  2. 共生主義社会を目指して
  3. 共栄主義社会を目指して
  4. 共義主義社会を目指して-真の愛による絶対的価値観の確立

第4章 フリーセックス時代の終焉

  1. 性の解放をもたらしたフロイト主義
  2. マルクス、ダーウィン、フロイトの共通性
  3. 性解放理論とマルクス主義の類似性
  4. 共産主義の結婚観、家庭観の虚構性
  5. 愛の規範の起源
  6. 人間の堕落
  7. 統一思想の結婚観、家庭観
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