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サッカーは人間が地球上に現れた時から始まったといわれます。昔の人たちはお互いに生き残るために戦わなければならず、狩猟などで食料と衣服を解決していました。戦いでの生か死かの切迫感、狩りをする時の状況を遊びとして取り入れたのがサッカーの起源だといわれています。 昔のエジプトやギリシャ、ローマ時代の遺跡から、ボールのようなものを足でけったり、手で投げたりして遊んでいるサッカーのような壁画などを見ることができます。体系化される前のサッカーは、危険で野蛮な遊びでした。そのようなサッカーを、現在のように規定のグランドと厳格なルールによってスポーツ化したのはイギリスだといわれています。19世紀、多くの植民地を支配していたイギリスが、自国の文化を植民地に根づかせるためにサッカーを利用したのです。このような目的で伝えられたサッカーはイギリスの植民地はもちろん、その周辺国までにも広がっていきました。大学生や知識人、労働者たちがゲームを通して親ぼくを図りました。 このような過程を経て、サッカーは20世紀になって世界的スポーツになっていきました。 自国内で行われていたサッカーが、国家間の試合へと広がるにつれ、多くの人たちが統一された競技方式とルールの必要性を感じるようになりました。そしてついに1904年5月21日、フランスのパリでヨーロッパの7カ国、フランス、ベルギー、デンマーク、オランダ、スイス、スペインの代表が参加して国際サッカー連盟(FIFA)が創立されました。初代会長にはフランス人のロベール・ゲランが選ばれました。 FIFA創立当時からワールドカップの開催計画がありましたが、第1次世界大戦によって実現できませんでした。その後、1920年に、第3代会長に就任したジュール・リメの努力によって、アマチュア選手とプロ選手が参加できるワールドカップサッカー大会が開かれるようになりました。第1回のワールドカップが、ヨーロッパではなくウルグアイで開催されたのは、同国が建国100周年を記念してすべての参加チームの旅費と滞在費を負担するとしたからです。このようにして始まったワールドカップも今や17回目となり、2002年に日本と韓国で開かれるようになりました。ワールドカップ共同開催の成功を祈りながら描いたこの本が、皆様方のサッカーとワールドカップの理解に少しでもお役に立てればと思います。
楊東錫
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