特集 / 家庭は愛の学校 - APTFの目指すもの -
定価 : 315円(本体300円)
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:: 「個人主義」から「家庭主義」時代へ 二〇〇七年度の「今年の漢字」は「偽」(ぎ・いつわり)でした。第二位が「食」、第三位は「嘘」(うそ)と続いています。 毎年、日本漢字能力検定協会が公募して決めているもので世相を表すものとして注目されています。 この漢字の揮毫に際して京都清水寺の森貫主は 「恥ずかしい。驚き、悲憤に堪えない。 … 己の利ばかり求めるのが原因 … 神仏や親が見ていると思い、自分の心を律してほしい … 」 と慨嘆と同時に国民に諭しておられた姿が印象的でした。 つまり、国民は一年を振り返る時、真実が薄れ、嘘、偽りの多い年であったと一様に自覚していたと見ることができます。だからこそ、真実なるもの、真(まこと)なるものを希求しようという本心からの叫びが一人一人の心の中に芽生え、沸き上がり、それが具体的な行動へと展開されなければならない時が満ちていると感ずるのです。 真の家庭運動を唱える所以です。真なる個人、真なる夫婦、真なる親子によって成り立つ真なる家庭こそが、すべての土台なのです。 現代社会を震撼させているあらゆる事件の根本原因は、個人の責任という以上に家庭そのものにあると考えられます。夫婦仲の良い慈愛に満ちた家庭からは非行青少年たちが出るはずもありません。 「家庭は愛の学校」なのです。社会の最小構成単位を個人に置くのではなく、家庭と見るのが極めて重要です。従来までの行き過ぎた「個人主義」から、今や「家庭主義」の時代に入ったと申せましょう。世界平和は「私の家庭」から … 。真の家庭が基礎となってはじめて豊かな社会、美しい日本、平和な世界が地球上に顕現することでしょう。今できる私たちの小さな一歩が偉大な夢の実現につながっていくのです。
真の家庭運動推進協議会(APTF) 事務総長 丸岡正策